SHINee「Sherlock」と「View」:K-POPパフォーマンスを観る2つの方法
ダンスに焦点を当てた公式動画を2本観て、音楽の構成やグループのフォーメーション、センター以外の細部に目を向けましょう。
K-POPのパフォーマンスを観る方法はひとつではありません。センターの歌手を追うことも、グループの形がどう変わるかを観ることも、繰り返されるビートと小さな動きの関係に気づくこともできます。SHINeeの「Sherlock (Clue + Note)」と「View」は、音楽の構成がそれぞれ異なる注目の仕方を促すため、見比べるのにぴったりの2曲です。
どちらにも、SMTOWNのYouTubeチャンネルで公式のダンス重視バージョンが公開されています。「Sherlock」のダンスバージョンは2012年、「View」のダンスエディットは2015年に公開されました。2本合わせても短時間で観られ、朝の休憩にもぴったり。それでいて、もう一度観れば新たな発見があります。「Sherlock」ダンスバージョン · 「View」ダンスエディット
「Sherlock」:曲のつなぎ目を追う
括弧付きのタイトルがヒントになります。Avexの公式アルバムガイドによると、「Sherlock」は「Clue」と「Note」という別々の2曲を組み合わせ、新たな楽曲にしたものです。探偵というコンセプトも、証拠から推理する方法と直感をたどる方法という、謎を解く2つのアプローチを結びつけています。ポップソングがどう組み立てられているか、音で確かめてほしいという、実に文字どおりの誘いです。「Sherlock」公式アルバムガイド
まずはグループ全体を追いながら観てみましょう。歌っている人だけでなく、メンバー同士の間隔にも注目してください。次は、音楽の変化をひとつ選び、その前後で何が起きるかを観ます。アレンジは厚みを増すでしょうか。グループは一体となって動くでしょうか、それとも分かれたり、視線を集める役割を別のメンバーに渡したりするでしょうか。動きを特定するチェックリストではなく、探ってみる問いとして考えてください。
もう一歩踏み込んで聴くなら、組み合わせた曲に戻る前に、ミニアルバム『Sherlock』で「Clue」と「Note」を探して聴いてみましょう。音楽の一節が別の形で現れると気づくことは、専門用語を覚えるよりも多くの発見につながるかもしれません。「このダンスはどれほど難しい?」から「このダンスは、音楽の何を聴かせてくれる?」へと、問いも変わります。
「View」:ビートを追う
「View」はまた異なる音楽的基盤を持っています。SM公式の『Odd』アルバム紹介では、LDN NoiseのプロデュースとSHINeeのR&Bボーカルを組み合わせた、アップテンポなディープハウスと説明されています。また、感覚的な印象を織り交ぜて愛を描いた歌詞を、ジョンヒョンが手がけたことも記されています。ここから、リズムの連続性と声の色合いという、2つの聴きどころが見えてきます。『Odd』公式アルバム紹介
まずはAメロからサビまでビートを追ってみましょう。次に同じ箇所をもう一度再生し、肩や手、重心の移動を観ます。どの動きがビートをはっきり刻み、どの動きがその中を流れていくように見えるでしょうか。ダンスはさまざまな形でリズムを可視化します。小さな動きにも注目すれば、印象的なポーズだけが記憶に残るのを防げます。
ジョンヒョンが作詞に参加していることも、楽曲そのものに耳を傾ける理由になります。ダンスエディットを観た後は、画面を見ずに聴いてみましょう。どんな声の色やフレーズが記憶に残りますか。その後、映像に戻ると、音楽がもたらすものと演出が加えるものを区別しやすくなります。
それぞれのバージョンに役割を持たせる
ダンスに焦点を当てたエディットも、編集された映像パフォーマンスであることに変わりはありません。カメラ位置やカット、スタイリング、フレーミングが仕上がりを左右するため、コンサートの客席から見た光景をそのまま映したものと考えるべきではありません。公開年や形式が異なる映像を比べる際は、その点を念頭に置きましょう。
最後に、両方の曲に同じ問いを投げかけてみましょう。誰に目を引かれ、それはいつ変わるでしょうか。答えに順位をつける必要はありません。この2曲を並べて観る楽しみは、同じグループが異なる形で視線を導く様子や、センターだけを見つめるのをやめると、いかに多くのものが見えてくるかを発見することです。
画像の出典とライセンス:Korea_Sale_Festa_85(CC BY-SA 2.0);Korea_Sale_Festa_84(CC BY-SA 2.0);Korea_Sale_Festa_83(CC BY-SA 2.0)。